パソコン等の作業中に、手先が冷たくて辛い思いをしている人は多いのではないでしょうか?
手元を暖かくするために、デスクライトを使って見ることを思いつきました。
これまではLED電球を使っていましたが、134円で60ワットの白熱電球を購入し、10秒で取り換え完了。
白熱電球は、使用する電力量が多いということで、使わない方がいいということになっていますが、それは絶対的なことでしょうか?
白熱電球は、光とともに熱を発します、故に使用する電力量も多いわけですが、冬はこの熱がちょうどよい局所的な放射暖房になりそうです。
放射温度計で、表面温度を測ってみると、LED電球が30℃程度なのに対して、白熱電球は、86℃にもなります。
ちょうどキーボードの上を照らすと、心地よい暖かさを感じます。
単純に考えると電力の使用量が増えることになり、あまりいいことには感じませんが、大事なのは全体的に考えることと、自分の心地よさを追求すること!
エアコンの設定温度、電力の使用量も大まかに把握しつつ、いろいろな工夫を試みています。
照明に使用する電力量は増えても、暖房に使う電力量が減れば、自分の心地よさと省エネの両立が実現されます。
建物の使い方に絶対はありません。心地よい熱・光環境の作り方は、建物を使う人が、その人に合わせてオーダーメードで作っていくものと考えています。
事務所の環境改善プロジェクトは、使用者が建物の特徴、自分の生活スタイルを把握しながら、楽しく環境を作っていくプロセスの実例紹介です。
こんなプロセスにご興味のある方は、建物、人に合わせてプロセスをコーディネートいたします。