「身近な環境・材料を活かした、気持ちのいい居場所をづくり」
昨年12月、こどものためのオープンハウスとともに、中学校1年生の環境学習のコーディネートと講師をさせていただきました。
先生からのご依頼は「エコスクールを活かした環境学習」と「東日本大震災を踏まえて災害時に活かせる体験的な学習」の2点でした。
建物を活用した環境学習と災害対策はつながるの?とお思いの方も多いのではないでしょうか。
冒頭、生徒さんには、エコスクールの特徴を知ることと、災害時に活かせる知恵の共通点を伝えました。
エコスクールは、太陽の光や熱、自然の風や緑を活かせるように作られた校舎となっていて、たくさん化石燃料を使わなくても気持ちよく過ごせるようになっていること、そのたくさん化石燃料を使わなくても気持ち良く過ごす方法を知っておけば、災害がおこって電気やガスが来なくなったときに、自分でなんとかできるはず!です。
みっつデザイン研究所とこどものためのオープンハウスでコーディネートするプログラムですから、自分たちで温度を測ったり、材料の特徴を体感するといった体験・体感を通した学びの場をデザインしました。
授業後に、先生から届けられた生徒さんのコメントをご紹介します。
「 電気を使えることのありがたさや、節電の大切さ、生活していく上での様々な工夫の大切さや楽しさを感じることができた」
「今まで電気をいっぱい使っていたけど、この家をつくってから電気を使わなくてもこんなに明るくできるんだと思った」
詳しい内容は、こどものためのオープンハウスのブログで紹介しています。