リフォーム前後の1カ月あたりの電力の使用量を比較してみました。
リフォームの目的は 以下の3つでした。
1. 熱環境を改善すること
2. 脱原発を目指して、電力の使用量を減らすこと
3. 間取りとモノを整理して、すっきりさせること
※詳しくは → つくる
2.については、東京電力の「電気のシェイプアップカルテ」に申し込むと、過去2年間の1カ月ごとの電力使用量をホームページから見ることができます。
そのデータを用いて、リフォーム前後の電力の使用量を比較してみました。
外気温によって暖房の使用状況が変わりますので、昨年の月平均気温とも比較します。今年は、昨年並みから昨年よりも寒い気象条件ですが、毎月2~4割の減っていることがわかりました。 ということは、断熱改修のおかげで減っているといえそうです。
電力の使用量に関係する暖房については、
電気ストーブが1台減り、ホットカーペット2枚がエアコン1台に変わりました。また、断熱や窓を2重窓にしているため保温性が良くなったので、それぞれの暖房器具の時間も減っています。
もう1つ考えられるのは、10年以上使っていた冷蔵庫を新しいものに変えました。この削減効果については、暖房、冷房の行っていない月の電力の使用量を比較することでおよその量を把握できます。 暖房を使わない時期になったら検証してみたいと思います。
ところで、日本には無断熱の建物はどのくらいあるのでしょうか!
それらをすべてちゃんと断熱をして適切に使えば、必要とされる電力量は減ります。しかも、冬暖かく心地よく暮らせます。新エネ技術の開発も重要ですが、こんなにイイコトだらけの方法が、もっと普及すればいいのにね。