昨年11月に竣工した自宅マンションのエコリフォーム。
冬が過ぎ春となりました。
冬に感じたことは、ココにまとめましたが、
冬から春にかけての季節の変わり目にも感じたことがあります。
『「寒の戻り」程度の寒さであれば暖房はいらない』ということです。
冬の寒さが緩み、少し暖かくなってきたころに数日訪れる「寒の戻り」は、暖かさへの期待ば大きいだけ、辛く感じませんか?
断熱改修をした我が家では、3月の中旬にだんだん暖かくなるとともに、
暖房器具の使用頻度が減り、一旦使用をやめたあとは、
数日の寒さ程度でしたら暖房は使用せずに過ごすことができました。
例年ですと、3月から4月初旬にかけても暖房を使ったりしていました。
まさに断熱のされていない仕事場は、3月中はストーブを使用していました。
断熱改修をした我が家には、順調に春が訪れたような感覚です。
断熱改修の効果として、寒い盛りに室内の暖かさを保温して、
寒さを和らげるということとともに、
冬の寒い季節を短縮するという効果もあるという実感です。
暖かさのうれしさとともに、 エアコンなどの暖房器具を使っているので、
電力は月ごとの比較では前年比20%程度削減できています。
一方、ガスの使用量は月ごとに前年比で2~27%程度増えています。
これには、2つの理由が考えられます。
1. 今回の改修で追いだき機能付きのお風呂に変更したから。
これまでは差し湯タイプのため、多少ぬるく持て我慢して入っていました。
改修後は、ワンタッチで追いだきできるようになると、
その気持ちよさに、ついつい追いだきをしてしまいます。
なるべく連続して入る、お風呂の蓋を断熱仕様にするなどの工夫が必要です!
(お湯が冷えない魔法瓶浴槽が大きさ的に入らなかったのが、残念です。)
2. 夜の入浴時に、お風呂用の高めの水温設定(41℃)を優先にすると、
解除が台所でできず、1日中高い水温で使っているから。
台所で解除できないから不便だ!と友人に訴えたら、
台所の水栓で低めに調節すれば同じこととアドバイスをもらいました。
1、2、共、使い方の工夫と徹底が必要です。家族と相談します!
ところで、
エコハウスを新築したりエコリフォーム後に、
暖冷房のエネルギー使用量は減っても、電灯照明、給湯は減らず、逆に増える
ということは、実はよくあることです。
新しいお風呂は気持ちいいし、追いだきといった便利な機能は使いたくなります。また、新築に際しては前よりも照明器具が増えてしまいがちです。
1家庭のエネルギーの使用を100とすると、温暖な地域ではおよそ40%が給湯、次が照明・家電で30%。 その2つでおよそ7割を占めています。
これら2つは、私たちの生活の重要な部分ということであり、住まい方、使い方の工夫が必要な点ということになります。
そういった意味では、
太陽の暖かさをつかった太陽熱給湯は、発電よりも効率もいいし大注目の技術です。
東京都では、熱は熱で!といったキャンペーンをしています。
千葉市でも、太陽光だけでなく、太陽熱への補助金制度もできたよう。
マンション改修でもベランダを使って導入できないかな、、と熱望しています。