新しい年が始まりました。
「つくる」、「つかう」、「つたえる」の3つで昨年を振り返りつつ、
今年の抱負などを試みてみます。
「つくる」
改修プロジェクトに参加し、建物の熱性能のデザインを担当しました。
持続可能な社会を考えますと、建物を建てる資源、運用時の資源を有効活用するための「熱環境の改善を含む改修」という技術はとても重要になってきます。
未来にむけた意味のあるプロジェクトに参加できたことは、昨年の大きな成果と思っています。
「既存建物の改修」による「熱環境のデザイン」は、みっつデザインの主要テーマとしていきたいと考えています。
「つかう」
業務として取り組むことはできませんでした。
一方、自宅のエコリフォームの事後検証について、エネルギー使用量のこと、冬の温熱環境のこと、自分の体感とデータで知見を得ることができました。
今年は、ぜひ1歩進めていきたい業務領域です。
「つたえる」
これまでの子ども・家族に加えて、今年は技術者、大学、専門学校での講師も始まりました。対象はかわっても、体感や実感を伴いながら、自分で考えながら学ぶプログラムを提供することに変わりありません。
専門学校、大学生へ授業として行うことは、まだまだ未熟なところもありますが、手ごたえを感じることもできました。
学生は建物の作り手であるとともに、建物の使い手でもあり、消費者でもあります。そんな未来を担う彼らとともに、私自身も学びながら成長していきたいです。
また、今年前半は恩師の本の完成を大きな目標として取り組みます!
「地域・人」
CBT(こどものまち千葉)を通して、千葉地域で活躍される多くの方々との交流ができました。また、千葉だけでなくいろいろな地域・場所で活躍されている方々との交流も続いています。
そのような方々との交流が私に刺激と力を与えてくれます。
ありがとうございます。
原発への依存をやめ、真に持続可能な社会が1日も早く実現するように、
今年も仕事を通して、自然を活かした住まいと暮らしを広げることに取り組む所存です。
どうぞよろしくお願いいたします。
平成25年 1月4日
みっつデザイン研究所
代表 廣谷純子