みっつデザイン研究所は、2011年12月に千葉市稲毛区の小さなワンルームマンションの1室で始めました。
小さな小さな部屋のため、打ち合わせや気軽に集まっていただける場所がないことが不満で、いつかもう少し大きなところに移りたい、、と考えていました。
そんな時、千葉市のこどものまちのボランティアで知り合った、幼児のお菓子教室の先生をしている古角さんも、自分の仕事場が欲しいという話になり、2人で盛り上がり、共同オフィスを探し始めたのが1年以上前、、、。
なかなか、2人がコレ!と思う物件に巡り合わないまま時は過ぎ、お互いに年度末の忙しさが1段落しそうな3月に再度探し始めたときに、運命的にめぐりあったのが西千葉の駅ちかくのマンションの1室でした。
西千葉駅から徒歩3分と便利なうえに、すべての部屋が南東のベランダに面しているという好条件!
長く探してきたので、2人とも一目でいい・悪いが判断できたので、そのまますぐに契約し、お互いに新しい仕事場の準備を進めてきました。
子ども向けのお菓子教室の場所になる食堂・キッチンには、壁の一部を明るくて元気のでる色に、2人で塗りました。
オレンジのペンキは壁一面にお絵かきができる、黒板塗料を塗っています。
壁一面に落書きできるなんて、わくわくします!
古角さんは、ここで自身が理事を務めるNPO法人ハグミイさんのお教室を始めます。
みっつデザインは、窓を2重化したり、放射暖房機を入れたりといった熱環境のリノベーションと合わせて、2室を1室にしたり、室内に杉の柱や梁を建てたり、、といった改修をしています。
改修工事に協力してくれたのは、有限会社 西本工務店。
西本工務店さんには、女性の現場監督兼大工さんがいます。
彼女には、現場の大工仕事だけでなく、現場確認から付き合ってもらい、改修内容のアドバイスをもらいながら進めました。
6月2日からは、新しいオフィスに移ります。
移転にともなって法人化もしました。
6月からは「株式会社みっつデザイン研究所」として、気持ちも新たにスタートします。
移転後は、これまでのワークショツプの企画やコンサルテングに加えて、
集合住宅や団地の熱環境のリノベーションのための設計業務にも力を入れていきたいと考えています。
その一環として、新オフィスには熱環境のリノベーションがどういったものか体感できるように、いくつかのアイテムを取り入れています。
木製の2重窓: 加藤木材工業 モクデュオ
放射暖房:PS HRヒーター
その他にも、無垢の1枚板をつかった家具や、新建材のいやな臭いを抑えてくれる塗料など、五感で気持ちよく感じられる工夫も取り入れています。
色々な工夫については、後日紹介しますね。
気軽に来てもらえる場所を作りたい、、という思いで作る新オフィスです。
隣の部屋からは子どもたちの声が聞こえ、お菓子のいい匂いがして、
おやつが楽しみなオフィスです。
新しい場所での色々な方々との出会いを、今から楽しみにしています。
移転作業中の5月28・29・30日は、連絡がとりにくいなど、ご迷惑をおかけするかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。