無垢の板で家具を作るというのは、予算的にハードルが高そうでなかなか思いきれないものです。
写真の棚は、上の板は山桜の1枚板。
15~20cmと幅が狭く、長さも短く用途が限られているため手ごろな値段で購入できました。
取り付けは黒い鉄製の既成の金物を使い、2段目の板は積層合板とすることで、5万円程度の費用(H26 4月当時、取り付け費は別途、塗装はDIY)で実現したものです。
リフォーム工事中の場合は、大工さんに取り付けてもらうことで、取り付け費も単体で頼むよりも安くなります。
無垢板の値段は、樹種や幅、長さによって値段が異なります。数は少ないですが、幅が狭くて長さの短いものであれば、比較的手ごろな値段で購入することが可能です。
関東近郊にも銘木やさんが多数あり、そこに行って自分で板を探すのも、家づくりの楽しみの1つになります。
弊社のものは、埼玉県の越谷市にある「野瀬銘木さん」に伺い、倉庫を見せていただきながら、
選ばせていただきました。
野瀬銘木さんのホームページはこちら →
たくさんの板がありましたが、長さが短くて幅が狭いものにしぼって、倉庫の中から選ばせてもらいました。
左の写真の真ん中の黒い板が選んだ山桜の板です。
耳の曲線に一目ぼれして決定。
十分に乾燥している板の場合は、こんな風に元の板の色はほとんど解りません。
どんな表情になるかな、、と想像しながら選ぶのもまた楽しいものです。
「2014年 マンションの熱環境改修」に戻る →