彰国社編「時間を織り込む住宅設計術」に、「熱環境のつくり方と生かし方」というインタビュー記事を掲載していただきました。
熱環境をデザインすることは、まさに時間を織り込むことに繋がるのではないでしょうか。
「屋外環境は1時間、1日、1年を通して時々刻々変化して流れていきます。家に住まう人それぞれの暮らしには、その家族なりの時間の流れがあります。目には見えませんが、建物と人の間で常に熱の流れがあります。それぞれの時間を読みとき、パズルを解くように構成していくのが熱環境のデザインだと思っています。」
文中より
いつもと同じ話しではありますが、「住まいに時間を織り込む術」として、熱環境デザインのために必要な熱の見方、捉え方をまとめていただきました。
2章、3章には考え方の例や実施事例が掲載されています。
家づくりを考えている人、建築の学生さんなどに向けた本になっています。時間という切り口でまとめた、なかなか興味深い本になっています。ぜひお手にとってくださいませ!
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