6月上旬の竣工を目指して、今週はクロスやさんががんばっています。
壁や天井は、テカテカせずしっとりとした印象ですっきりした壁に仕上げたいという想いがありました。
お施主さんとも相談して、今回はエッグクロスという卵の殻をつかった物を採用しています。
このクロスには、透湿性と消臭効果があるというのも採用理由のひとつです。
マンションのリフォームでは、断熱材はなるべく羊毛を使ったものを採用しています。
羊毛の断熱材には調湿性があるというのが魅力です。
戸建てに比べて窓が比較的少ないマンションでは、湿気がこもりがちです。
壁に調湿性を持たせることで夏も快適に過ごせることを自宅の生活で実感しています。
そんな断熱材の調湿性能を活かすのに大事なのが、壁の仕上げ材なのです。
塗装や塗り壁、透湿性のある壁紙を選ばないと、せっかくの断熱材の調湿機能を発揮できません。
そんなことからも、クロスの選び方が大事でした。
左の写真は床のフローリングを貼っている時のものです。
床は随分前に施工してあるのですが、張り終わった!と思ったら、
すぐに養生して見えなくなってしまいます。
大事な床が他の工事で傷がつかないように、保護しているのです。
最後の最後、竣工前のクリーニングの前にようやく床全体が見えます。
その時は、もうすぐです!